約 2,940,426 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2082.html
判定別ゲーム一覧(五十音順) 当Wiki独自の判定で分けた五十音順一覧へのリンク(一部機種別)。 発売日の年代順一覧は、「ゲーム記事一覧」へ。 執筆・編集のルールは、意見箱など適切な場所における相談の上で作られます。独断でルールを書かないように、また、勝手に項見出し構成を変更しないでください。 良作(機種別) クソゲー(機種別) その他の判定 判定なし 各ゲーム記事の基本情報表に掲載されている判定全てについて、該当する一覧に掲載してください。 複数の機種に対応するゲームは、一覧が機種別になっている場合はそれぞれに掲載します。 良作(機種別) 良作一覧 (AC) 良作一覧 (任天堂据置機) - FC / SFC / その他の任天堂据置機 / Switch 良作一覧 (ソニー据置機) - PS / PS2 / PS3以降 良作一覧 (セガ据置機) 良作一覧 (マイクロソフト) 良作一覧 (その他据置機) 良作一覧 (任天堂携帯機) 良作一覧 (その他携帯機) 良作一覧 (PC) - Windows以前 / Windows / PC18禁 良作一覧 (携帯) クソゲー(機種別) クソゲー一覧 (任天堂据置機) クソゲー一覧 (ソニー据置機) クソゲー一覧 (携帯機) クソゲー一覧 (その他) その他の判定 その他ゲーム一覧 (劣化ゲー) その他ゲーム一覧 (シリーズファンから不評) その他ゲーム一覧 (不安定) その他ゲーム一覧 (賛否両論) その他ゲーム一覧 (スルメゲー) その他ゲーム一覧 (改善・改悪等) バカゲー・怪作一覧 判定なし 据置機 任天堂据置機 - FC / SFC / N64 / GC / Wii / WiiU / Switch ソニー据置機 - PS / PS2 / PS3 / PS4 / PS5 セガ - MD以前 / MD / SS / DC マイクロソフト - Xb / 360 / One / XSX その他 - PCE / NG / その他据置 携帯機 任天堂携帯機 - GB / GBA / DS / 3DS ソニー携帯機 - PSP / PSV その他携帯 その他 AC PC / PC18禁 携帯
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2822.html
SIMPLE2000シリーズ Vol.56 THE サバイバルゲーム 【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ56 ざ さばいばるげーむ】 ジャンル ファーストパーソンシューティング 対応機種 プレイステーション2 発売元 D3パブリッシャー 開発元 ベストメディア(企画)クロスロード 発売日 2004年7月22日 定価 2,000円(税別) レーティング CERO 全年齢対象 判定 クソゲー ポイント ミリタリーの大御所監修戦争ではなくあくまでサバゲー再現しすぎてテンポ悪化再現が足りずサバゲーマーから不満古谷徹ボイスによる解説ムービー SIMPLE2000シリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 日本最大のエアガンメーカー「東京マルイ」と、アーミーファッションの老舗「渋谷ファントム」完全監修で制作された疑似サバイバルゲーム。 かの『地球防衛軍』やWiiの『ワイワイコンバット』はTPSに対し、本作はSIMPLEシリーズ初にして唯一の対戦可能なFPSである。 また、この後に発売された『THE日本特殊部隊』はTPS/FPSの切り替えは可能だが対戦不可である。 特徴 シングルプレイの場合はエアガンやコスチューム等の装備を購入し、チームメイトを率いて他チームと対決していく。 マルチプレイでは画面分割2人対戦、マルチタップにより4人対戦が可能。 評価点 67丁ものエアガンが発射音も含めて完全再現されている。 人気声優、古谷徹による「カーグラフィックTV」風のモデルガン解説ムービーがあり、これは比較的好評だった。 問題点 『SIMPLE2000』ではよくあることだがCD媒体なのでロードは比較的長め。 FPSだが、あくまでサバイバルゲーム。これが本ソフト最大の特徴にして最大の弱点である。 相手を撃っても手を挙げて止まるだけ。チームを全滅させると一セット終了。1ゲームのテンポが悪い。 撃たれるとすぐ死亡扱いで移動・射撃不能。リスポンはない。シングルプレイの時は他のチームメイトに切り替わるので問題にならないが、マルチプレイで先に倒されるとずっと暇になってしまう。 移動速度や照準速度がかなり遅め。また弾もBB弾なので、連射力はあるがあまり遠くまで飛ばず、ばらけやすい。 シングルプレイがお粗末。 マップ数が少ない。また登場人数が少ないので違うルールでプレイしていてもあまり違いが実感できない。 装備が購入できるが、スコープなどを除いて改造要素のほとんどが見た目が変わるだけのお飾り。 当然といえば当然だが劇的に性能が向上したりはしない。一部で実装されているブローバック機能の再現などもない。 AI相手に迷彩は効果が無いので服装の方もお飾りになる。 ショップでの購入や装備の選択にいちいち時間がかかりすぎる。 クリア特典はフリーミッションと1マップのアンロックのみ。 マルチプレイ・クイックプレイではシングルプレイでの改造要素が引き継がれず、決まった銃しか使えない。 プレイ内容も殲滅戦オンリーで、シングルと違いチーム戦などが不可。 小銃系の大型エアガン+ハンドガンを持ち運ぶ形になるが、ハンドガンは移動中は撃てずなぜか毎回構えないといけない。 小銃と違って取り回しがいいのがハンドガンの特徴じゃないのか? 逆ならまだ分かるのだが。 味方も敵も一部ステージを除いてあまり賢くない。ついてこなかったり辺りをウロウロしていたり。 味方はマップ画面でしっかり設定してやらないと役に立たない。 敵はかなり嫌らしい位置で待ち伏せていて、あちらから攻めてこない場合がある。 ステージによっては霧のようにぼやけて室外はおろか室内でも遠くが見えなかったりする。索敵が非常にしにくい。 地味だがマップによっては致命的な欠点として、下方向には全然向けない。このため高低差のあるマップでは相当の苦戦を強いられる。 総評 FPSファンからは「ゲームとして爽快感が無い」、サバイバルゲーマーからは「これはサバゲーじゃない」という評価が多い。 「ある意味リアル」という意見もあるが、本物の緊迫感を再現するまでは至っていないようだ。 元来、サバイバルゲームはFPSで言うところの「リアル系」に近い。しかし一般的ゲーマーは「スポーツ系」を好む傾向がある。このへんのミスマッチが本ゲームの評価が低い原因ではないだろうか。 結局「サバイバルゲームを完全再現」しようとしたところ、双方でどっちつかずな完成度に陥る残念な結果となってしまった。 その後の展開 『THE ALL★STAR格闘祭』に、本作を意識したと思しき「サバイバル」という名前のステージが登場する。大きな滝をバックにした森の中という外見。 2007年に『SIMPLE2000』で『THE サバイバルゲーム2』が発売された。今回はチュートリアルも古谷徹氏。 ロード時間や武器・マップ増加等改善点はあるものの、やっぱり構えないと撃てないハンドガンや見通しの悪い視界など根幹は変わっていない。 伏せ打ちが可能となったが、特定の場所でしかできないというあまりうれしくない仕様。 そして2008年にはPSPで『俺たちのサバゲー PORTABLE』が発売された。 メインは三人称視点になり、対戦は携帯機ということでしやすくなったが、やっぱり大事なところが変わっておらず評価は低い。 しかし、この2年後の2010年にはまたPSPで『俺たちのサバゲーVERSUS』が出たから驚きである。いい加減懲りろよ…… しかしこちらは意外と高評価。FPSに戻ったからなのか、元々PSPにはFPSが少ないからなのか。というか4作目なんだからこれくらいじゃないと困る…かと言って操作性は改悪である。 小林清志、池田秀一、若本規夫etcの豪華声優を使ったチュートリアルとカタログが特徴だが、ゲームよりもそちらがメインとすら言われる始末である。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3971.html
ディノクライシス2 【でぃのくらいしす つー】 ジャンル アドベンチャーアクション 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーションWindows95-XP 発売・開発元 カプコンフラグシップ(開発 脚本) 発売日 【PS】2000年9月13日【Win】2002年5月24日 定価 5,800円(税抜) 廉価版 PlayStation the Best2003年2月27日/2,940円カプコンPCお得シリーズ2003年5月30日/2,800円 配信 ゲームアーカイブス2011年4月13日/600円 セーブデータ 【PS】1ブロック 判定 良作 ディノクライシスシリーズ : 1 / 2 / ガンサバイバー3 / 3 概要 ストーリー 前作からの変更点・特徴 評価点 賛否両論 問題点 総評 余談 概要 『バイオハザード』から生まれた恐竜パニックホラーゲーム『ディノクライシス』の続編。 前作は厳しい弾薬制限に苦しみながら、トラップを使って恐竜の襲撃をかわし、パズル的な謎解きに頭を痛めながら施設を探索する…そんな、サバイバルホラーの特徴を突き詰めたと言うべきゲームだった。 早くもその翌年に発売された本作『2』は、大胆にもジャンルを「アドベンチャーアクション」(パッケージより)に改め、その様相を激しく変えることになった。 いわゆる「バイオ系」ゲーム全体で見ると、本作は戦闘を主体とした最初のタイトルと言える。 しかしながらその完成度は高く、後の戦闘主体タイトル(『鬼武者』や『デビルメイクライ』など)の礎となった。 ストーリー (説明書2ページより引用) <カーク博士奪還作戦>から一年。"究極のクリーンエネルギー" "究極の兵器"…2つの顔を持つサードエナジー。その開発プロジェクトは、開発者カーク博士の手を離れ、政府に移された。そして、再び"事故"は起こった…。前回の事故をはるかに凌ぐサードエナジー炉の暴走によって、研究開発都市"エドワード・シティ"が完全に消失した。政府は、研究成果とスタッフの保護のため、救出作戦を発動した。まだ完全ではない" 時空転移 (タイムゲート)"装置を開発して、シティが転移したと思われる時代に軍隊を送り込むことを決定したのである。その任務がどのような結果になるか、想像できたものはいなかった。ただ一人、レジーナを除いては…。 前作からの変更点・特徴 前作にあったシステムの多くが改変・削除され、ゲーム性が大幅に変化している。 動作の変更 キャラクターはxボタンを押さなくても常に走り状態となった。ほとんどの武器は走り撃ちができる。 方向キーとxボタンの入力でサイドステップ、バックステップが可能になった。この操作はオプションで有無を選択できる。 武器の変更 武器の種類が増加。マシンガンやショットガンといった武器で恐竜と熱いバトルが楽しめる。 弾薬は全て武器に直接装填され、リロードの必要はなくなった。 メイン武器の他に、スタンガンやマチェットといったサブ武器を別に装備し、△ボタンで使用できる。 サブ武器はメイン武器の補助に効果を発揮する。また、特定の扉の解錠やギミックの作動の際に道具として使用することも。 一部の武器は両手持ち扱いになるため、サブ武器との同時装備ができなくなる。 画面表示の変更 体力はゲージ制となり、体力が減ってもキャラクターの体勢は変わらなくなった。 装備している武器と残弾数も表示されるようになった。 敵を倒すことによるポイントの獲得 敵を倒すとバイタルクレジットというポイントを獲得できる。短いエリア毎にこのポイントを稼いでいくのが本作の基本である。 敵を連続で倒してコンボを成立させることで、ポイントの加算率が上昇していく。 エリア移動時にそのエリアでの最大コンボ数、合計獲得ポイントといった結果が表示される。 エリアをノーダメージで切り抜ければ、ボーナスが加算される(5頭以上の敵を倒していることが条件)。 ダメージを受けずにコンボを繋いでいくことが、高ポイント獲得のために欠かせないテクニックである。 武器・弾薬・アイテムの購入 各地にV.C.S端末(バイタルクレジットサービス端末)と呼ばれるものが設置されており、ここで補給とセーブを行う。 上述したポイントを消費して武器や回復アイテムの購入、弾薬の補充、装弾数の増加を行える。 購入できる武器等は、ゲームの進行に応じて増えていく。 2人の主人公 プレイヤーが操作するキャラクターは2人おり、ゲーム中の特定のタイミングで切り替わることになる。 1人は特殊部隊TRATの青年ディラン、もう1人は前作でお馴染みのレジーナ。 主人公2人はメイン装備がそれぞれ異なる。 ディランはショットガンや対戦車ライフルなどの一発がデカい武器、レジーナはハンドガンやサブマシンガンなどの連射力のある武器をメインに戦っていく。 2人で共用できる武器もある。 謎解きや探索要素の簡略化 ミッションという形で現在の目的が提示され、マップに示された目的地を目指す形式になった。 鍵を入手したりもするが、ほとんどの鍵はどの扉で使うべきか成り行きで理解できる。 パズル的な謎解きもあるが、直感でテンポ良く解けるようなものばかりである。 恐竜の世界へ 恐竜の蔓延る原始の密林が舞台。まさに恐竜時代へのタイムスリップである。 初めは密林と研究施設を探索するが、やがて溶岩の煮え滾る火山内部を進んだり、潜水服を着て水中を探索するエリアまで出てくる。 恐竜の種類が増えた。お馴染みのT-REXやラプトルに加え、アロサウルスやトリケラトプスが登場。それ以外にも、空中には翼竜が飛び交い、水辺のステージでは首長竜が顔を出し、果ては古生代の生物まで出現してしまう(!?)。 その他 調合、緊急ボックス、レーザーシャッター、連打イベント、DDKは無くなった。 主に移動カメラ視点を採用していた前作と違い、本作では固定カメラ視点のみが採用されている。 評価点 戦闘 本作ではカメラの切り替えに紛れて次々と敵が現れるという、それまでの常識を覆す仕様となっている。 それだけ聞くと非常に辛いと思うかもしれないが、下記の仕様変更を行うことによってより戦闘に特化したアクションが行えるようになっているため対応しやすくなっている。 移動しながらの構え及び攻撃が可能。武器の重量によって走り撃ち、歩き撃ちとなる。 サブ武器としてスタンガン等をメイン武器とは別に装備出来る。しかもサブ武器は構えを介さなくとも△ボタン1つで即使用可能。全体的に攻撃力は控えめだがダウンさせたり接近を阻んだりと、どれも役に立つ。 それらはパワーバッテリーなどを購入することで性能を向上できる。 例えば中盤から登場する赤いラプトルは鋼体がついており仰け反らないので、突進を回避して鋼体が無くなったところで反撃する必要があるが、パワーバッテリーを付けた状態で攻撃すると最初から仰け反らせることが可能。これにより、中盤以降もハンドガンオンリーなど趣味に走ったプレイがやりやすくなっている。 オート照準の性能が大幅にアップ。 まず上下の自動修正は当然である。特筆すべき点として、構えボタンを押したまま何らかの移動後に停止すると、ターゲット変更ボタンの押し直しすら必要無く、最も近い敵に照準が合う。特に素早い恐竜との戦闘やフルオート系の武器の使用時には非常に生きてくる。 移動性能が強い 移動速度や段差の昇降速度が速い。体力の減り具合によって移動速度が低下したりもしない。水中での歩行の不自然なまでの速さはネタにされる事も。 『バイオハザード3』では魅せ技であった回避運動の「緊急回避」が実戦向けに洗練され、非常に使いやすくなった。「サイドステップ」と改められ、手動式で任意の方向に素早く回避する。もちろん実戦にも積極的に取り込める。 これは賛否両論だがリロードの仕様がオミットされている。 以上のような仕様に加え、前作ではとてつもなく強靭だった雑魚恐竜は、今作ではハンドガン3発程度でバタバタと倒れていく。それでいて一度に沸く敵の数が多いため難易度が低い訳ではない。 また、1回噛み付かれただけでライフが3分の1削られる(*1)ハードモードも存在している。 次々と迫ってくる雑魚恐竜をテンポ良くバシバシと倒していく戦闘は、コントローラーの振動も相まって爽快感抜群である。 グラフィック・演出 グラフィックは背景、ポリゴン共に非常に美麗。PS末期の爛熟した表現力が光る。 前作に引き続き、恐竜の挙動も非常に豊かに描かれており、さながら某恐竜映画のような出来である。 背景をティラノサウルスが徘徊するシーンがあったり、草むらの中にトリケラトプスの親子がいたりと、要所要所での雰囲気作りも見事である。 プリレンダムービーはOPとED含め僅かに挿入されるのみだが、美麗な上に演出もクールなので、非常に印象に残る。 ストーリー タイムトラベルをメインに据えたストーリーは終盤、衝撃の展開を見せる。 余韻を残した壮絶なラストシーンはプレイヤーの心に深く刻み込まれた。本作の話題になると多くの人から「この結末の続きを見たい」という願望が聞かれる。 リプレイし易いボリュームと濃い密度 クリアまでのプレイ時間は初見でも早ければ5時間を切るほどであるが、その密度は高い。 豊富なロケーションに加え、通常戦闘以外でのイベント(*2)もプレイにアクセントを与えているため、飽きずに1周を楽しむことができる。 特定の条件で出現する非常に強力な色違い恐竜との戦闘、恐竜の解説ファイル「DINO FILE」の収集など、やりこみ要素もある。 おまけゲーム「DINO COLOSSEUM」 本作の特筆すべき点としてクリア後のおまけゲーム「DINO COLOSSEUM」がある。 キャラクターを選び、VR闘技場のような空間で襲い来る恐竜を倒すというもの。 本編クリア後の残ポイントを使ってキャラクターを購入することになる。 前作登場キャラのゲイルやリックを使用できるのは普通に嬉しいが、やがて戦車も追加され、ついにはゲームに登場した恐竜まで使用可能になる。恐竜を操作して恐竜と戦うのである。 さらには条件を満たすと「DINO DUEL」いう2人用対戦格闘ゲームも追加される。夢にまで見た恐竜の格ゲーである。 かなり無茶な内容だが、はまる人は結構はまるらしい。 賛否両論 リアリティに徹していた前作とは打って変わって、エンターテイメント性を優先した凄まじい世界観である。 原理不明の武器売買システム、生息時期が何万年も離れた恐竜が混在しまくっている、超巨大恐竜として兵士たちの間で伝説化しているラスボスetc…。 全体的にどこかバカゲー臭の漂う雰囲気であるのは否めない(前作が極めてシリアスだったことを抜きにしても)。 問題点 バイタルクレジットサービス(以下BP) 中盤に向かう湖上施設まで来るとBPが非常に簡単に稼げてしまい、以降はまず金に困らなくなってしまう。 湖上施設にはレジーナで訪れるのだが、プレシオサウルスがポイントは高い割にHARDでも非常に弱い。流石にハンドガンでは辛いものの、ここまで来ればサブマシンガンかヘビーマシンガンのどちらかはまず購入しているだろうからガンガン狩れる。 それまでのジャングルでは、苦労して約10体をNO DAMEGEボーナス付きでコンボを切らさず狩ることでようやく7000ポイント(これは非常に妥当な匙加減)。それに対し湖上施設では、現れる端からただ撃っているだけで5桁のポイントが入る。 しかも攻略上必ず通る細い一本道に次々と現れるので、初回プレイであってもまずこの「道場」に気付いてしまう。 初期装備のサブ武器は前述の通り、特定の扉の解錠やギミックの作動の際の道具として使用することになる。 だが、その方法が「攻撃を当てる」というものなので必要な時には装備しなければならない。別のサブ武器や両手武器を装備している場合は装備し直す手間が発生してしまう。 シナリオ進行上必ず購入しなければならない武器が最低3種類とやや多く、買い物の選択幅を狭めている。 特に酷いのはサードエナジー炉。ここは水中ステージなのだが、どう考えても出番は少ないと予想される水中専用最強武器の購入は誰もが見合わせるところ。 その場合は初期水中武器で頑張って水中ステージを攻略することになるが、終盤には「水中専用最強武器を買って来ないと進めません」的な謎解きがあり、結局買わされる羽目になる。しかも結構高い。 シナリオ 評価点でも触れたように、エンディング自体は良い意味で「続きを見たい」と思わせてくれるものなのだが、シナリオが「やや難解」「トンデモ展開」などと、全体的にやや不評。 ミニゲームで助けたキャラが直後に結局死んでしまうといったご都合主義な展開も見られる。 『バイオハザード3』でいうマーセナリーズのようなミニゲームが収録されているが、底が浅く、すぐに飽きる。 この手のゲームでは珍しく、おまけコスチュームの類が存在しない。 前作には複数のコスチュームが用意されていたのに本作は一つたりとも無し。がっかりした人は多いだろう。 総評 サバイバルホラーから180°方向転換し、おもちゃ箱をひっくり返したような痛快アクションゲームへと生まれ変わった。複雑なシステムは特に無く、操作性やUIも快適なため、間口は広い。 前作のような方向性を求める人は冷や水を浴びせられることは間違いないが、本作の特徴を承知の上でプレイすれば、後の『鬼武者』や『デビルメイクライ』にも通じる、バイオ系アクションゲームが持つ独特の味わいが楽しめるだろう。 余談 前作の三上真司氏に代わり、本作のディレクターを務めたのは、後に『逆転裁判』シリーズを手がける巧舟氏。 巧舟氏は前作の当初ディレクターでもあったのだが、チームを纏めることができず結局途中でディレクターを外されてしまっている。本作ではその経緯を徹底的に反省してやり方を変えることで、自分でも気に入るゲームを作れたという。 『逆転裁判』シリーズでは登場人物の出身国などとしてボルジニア共和国に何度か言及されている。ただし、北欧の小国に設定は変更されている。 また、アニメシリーズの『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』では、レジーナ、ゲイル、リックと同じ名前のキャラクターが登場するエピソードがあった。 今作の後、本シリーズは『ガンサバイバー』シリーズへの採用を経て、2003年にXbにてシリーズ第3作『ディノクライシス3』を発表する。だが、名前以外はほとんど別物になっており、この『3』の失敗によってシリーズは途絶えることとなる。 『3』は時代設定を数百年後の未来(*3)、舞台を巨大宇宙船、敵を恐竜を模したクリーチャーにするなど、設定の時点から迷走感がひしひしと伝わってくるものだったが、単純にカメラワークや操作性も評判が悪く、IGNでは「史上最悪のカメラシステム」とまで評されてしまった。 当初の発表では現代の大都市が舞台で本作の路線を引き継ぐ内容とされており、レジーナも登場する予定だった模様。しかしその後、この通り全くの別物へと変更された。9.11事件ことアメリカ同時多発テロ事件の影響とも言われている。 一方、シリーズプロデューサーの小林裕幸氏は「まったく新しい雰囲気が欲しかったので、宇宙空間を選んだ」と語っている。経緯はどうあれ、それが良い判断とは言えなかったようだが。 一応、2022年3月にカプコンの完全新作恐竜ゲーム『エグゾプライマル』が発表されているが、こちらは『バイオハザード』のようなアドベンチャーではなく、最大4人での協力プレイが可能なアクションシューティングとなっており、どちらかと言うと『地球防衛軍』に近い。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4649.html
RPG脱出ゲーム 【あーるぴーじーだっしゅつげーむ】 ジャンル 脱出ゲーム 対応機種 ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア) 発売・開発元 インテンス 配信開始日 2010年11月24日 価格 500DSiポイント プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所 レーティング CERO A(全年齢対象) 備考 配信停止 判定 クソゲー ポイント ファンタジーRPG風の謎解きゲームぼったくりレベルの極薄内容 概要 主なルール 問題点 評価点 総評 概要 携帯機の『SIMPLEシリーズ THE 密室からの脱出』や『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』などの開発で知られるインテンスがリリースしたニンテンドーDSiウェアソフト。 ジャンルとしてはダンジョンRPG風の謎解きゲームにあたる。あくまでも「RPG風」であり、従来のRPGらしい要素は皆無に近い。 「魔王にさらわれたお姫様を救出する為、主人公の剣士ギムレットが魔王の塔内を探索する」というストーリー設定だが、全編通してギャクチックなノリでゲームが進行する。 協力クレジットにハドソン(現 コナミデジタルエンタテインメント)の名があるが、これはゲーム内にハドソンネタが仕込まれている為である。 任意セーブ方式。大方はタッチと十字ボタンの併用操作となる。 主なルール ゲームの流れ。 大体は「探索場所のタッチ・及びコマンド選択」の操作がメインと思ってもらえればOK。 下画面内に探索場所の絵図が表示されているので、怪しいと思った箇所をタッチすると、「アイテム入手・使用」「部屋に入る」「イベントフラグの成立」などが起きる場合がある。 探索は3Dによるギムレット(以下 主人公)の主観視線で行われる。十字ボタンで探索場所の移動ができ、その都度に様々な絵図へと切り替わる。 主人公には向きの概念があり、探索場所内に壁があった場合、その方向へと十字ボタンを押すと壁にぶつかってしまう。 上画面には「調べるモード(固定)」「主人公のHP」「今いる階層」「東西南北による向き表示」「選択しているアイテム」「メモ(下記)で書いた情報」が表示される形となる。特定条件を満たせば「今主人公のいる階層のMAP表示・及び主人公のいる場所」の表示もされる。別の階層に進むと、再度特定条件を満たさないとMAP表示はされない。 本作には戦闘(下記)に敗北する以外でのゲームオーバー条件はない。制限時間などの類もなく、じっくりと攻略を行う事ができる。 探索中のコマンド選択について。 探索中(非戦闘中)では「コマンド選択」による以下の選択が行える。 「外へ」「入る」…探索中の部屋の中にいる場合、"外へ"コマンドを選ぶと部屋から出る事ができる。進行中によっては、塔自体からの出入りができる場合もある。 「ステータス」…主人公の戦闘ステータスや、今装備している武器系アイテムの確認ができる。 「道具」…使用したいアイテムを選択する。選択後は探索場所の箇所タッチをする事で、該当アイテムを使用できる。状況によっては、該当アイテムが消滅する事もある。 「装備」…武器系アイテムを装備する。これを装備しないと、下記戦闘における敵への攻撃手段が発揮できない。 「メニュー」…任意セーブやタイトル画面へ戻る事ができる。 「メモ」…プレイヤーの手書きによるメモが行える。必至コマンドではないが、攻略をスムーズに行いたい場合には役に立つかもしれない。 戦闘中のコマンド選択について。 探索中には時折「敵との戦闘(エンカウント)」が発生する。 エンカウントは完全固定であり、従来のRPGの様に同じ敵が何度も登場する心配はない。敵を倒すと次のステップに進めるが、主人公が倒される(HPが0になる)とゲームオーバーとなる。 探索と同様に主観視線で戦闘が行われる。戦闘中は「画面内のどこかをタッチして攻撃 ⇔ 敵側が攻撃」というターン方式となる。 装備している武器・及びタッチ箇所によって敵へのダメージ数値が変わる。本作は謎解きゲームである関係上、謎解き感覚でタッチを行わないと勝ち目はない。 上画面には「戦うモード・調べるモードの切り替え状態」「主人公のHP」「今いる階層」「選択しているアイテム」「メモで書いた情報」が表示される形となる。 敵撃破後は経験値入手やレベルアップが発生するが、敵の遭遇回数が固定されている本作においては、どう勝利しようが経験値などの入手差異は発生しない。 探索中同様に、戦闘中にはコマンド選択があり、以下の選択が行える。 「戦うモード・調べるモード」…戦うモードにすると「タッチで装備アイテム(武器)による敵への攻撃」が行える。調べるモードにすると「タッチで選択アイテムによる敵への使用」が行える。 「逃げる」…戦闘から逃走し、戦闘前の状態に戻る。戦闘によっては逃走できない場合がある。 「ステータス」「道具」「装備」「メニュー」「メモ」…上記と全く同じコマンド。 問題点 価格に似合わぬ極薄ボリューム。 執筆者推定による一般的なプレイ時間は約1時間程度と大分短い。スムーズに攻略できれば30分を切る可能性も考えられる。 オールクリアしてもエンディングとスタッフロール表示後に即効でタイトル画面に戻るだけ。おまけ的な要素は全くない。 正直、本作よりもプレイ時間が長くてやりがいのあるフリーゲームは数多く存在する。500円相当も求めておいて、フリーゲームにすら劣る極薄の謎解きゲームだけという悲しさ。 価格の高さ・ボリュームの薄さの件に隠れがちだが、DSiウェアとしては使用容量が90ブロックと非常に高いのも難点。ボリュームは紙レベルなのに…。何処でそこまで容量を使っているのか。 あまりにもつまらないストーリー・ギャグ演出の数々。 全編通してギャクタッチによるストーリー進行が行われていくが、どのギャクシーンもことごとくスベっている。 「姫様と結婚したい」という妄想で行動を起こす主人公だが、塔内攻略中はほとんど無言で行動を起こす為、変態なのか寡黙な性格なのかがいまいちハッキリしない。 と思えば無言状態から何の脈絡もなくボケに走る事があり、プレイヤーからしてみればとんだ置いてけぼりである。そしてボケ終えると今迄の饒舌ぶりが嘘のような無言に戻る…を繰り返す。この異様なまでのギャップをギャグや愛嬌に昇華している訳ではなく、ただただ不可解な切り替えにしかなっていない。 そのボケに関してもスタッフ側はこれで笑えるのか?と邪推してしまう程にサムく、ストーリーのつまらなさに拍車をかける。 大方先が読めるストーリー展開。 一応ネタバレなので詳細は伏せるが、エンディングは何の捻りのない典型的なご都合結末である。おそらく大半のプレイヤーは終盤直前あたりから意識せずとも先が読めてしまうだろう。 以上のように、本来メインとなっているであろうギャグを目当てにプレイしても冷めるばかり、時折ちらつかせるシリアス要素を目当てにしても脈絡も無く挿入されるサムいギャグに興を削がれ、肝心なストーリーも底が浅く、ギャグゲーとしてもRPGとしても中途半端な作劇である。 入れた意味が分からないハドソンネタの数々。 ゲーム中には「ハドソンゆかりのキャラや名言」が登場したり、主人公が「はーどーそーんー」と叫ぶシーンがあるが、どれも思いっきり作風から浮いている。 そもそも本作は"オリジナルのダンジョンRPG風謎解きゲーム"であり、開発会社やスタッフがハドソンと関係があるワケでもなく、ストーリーや設定にハドソン作品を意識している節がある風にも見えず、ハドソンネタを仕込む理由が全くない。 この脈絡もないゴリ押しは笑えないどころか、人によっては不快を抱くレベルにすら達している。何故そこまでハドソンにこだわるのかが理解に苦しむ…。 評価点 謎解きゲームとしてはそれなりな出来。 確かに極薄ボリュームではあるが、謎解きゲームとして破綻している面はない。 「探索移動が少し鈍い」「メッセージの早送りができない」という細かな不備はあるものの、クリック コマンド型の操作で、比較的分かりやすいプレイが可能。 ゲーム序盤では簡易なチュートリアルが挟まれ、コアゲーマー向けな超難関謎解きがほぼない為、謎解き初心者向けな内容。 戦闘は「手順を間違わなければ100%撃破可能」という出来試合となっている。賛否はあるだろうが、"戦闘を謎解きライクに仕立てた試み"は一部評価の声がある模様。 一部BGMは良曲。 実はかの有名な古代祐三氏が楽曲提供をしており、氏作曲のBGMはかなりの神曲との評価。 しかし、氏が関わった楽曲はタイトル画面BGMのみ。やはりというか、「そんなところに力を入れてどうするんだ…?」という声が多く聞かれる。 ゲーム中のBGMは地味なものが多いが、戦闘BGMはなかなかのかっこよさで燃える。クライマックスである魔王戦ですら同じ楽曲なのはアレだが…。 キャラクターデザインが可愛い。 安達洋介氏が手がけるキャラデザは萌え可愛いとの評価。 ギムレットや姫様の絵柄は魅力的であり、「キャラデザだけで見れば面白そうなゲーム」という声も聞かれる程。そして、実際プレイすると絶望するという罠。 しかし、各キャラの表情パターンは非常に乏しく、終始動きのない立ち絵状態で映されるのが寂しい…。 総評 「フリーゲームの謎解きの方が数段面白い」「古代氏の神曲を500円で購入したら、おまけで謎解きゲームが付いてきた」など、散々な批判が殺到している作品。 謎解きゲームとしては及第点を見出せる出来であり、光っている要素も無くはないのだが、やはり500円というアプリとしては安くない値段設定が評価のハードルを大きく上げてしまっており、実際多くの要素がその水準に達していないため、評価を大きく下げてしまった。 ニンテンドーeチャンネルの評価は☆2.5と底辺ランク(*1)。インテンスは謎解きゲーム開発の熟練メーカーなはずなのに、どうしてこうなった…。
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/332.html
管理人ゾンビの嫌いなゲーム
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/374.html
管理人ゾンビの嫌いなゲーム
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/134.html
管理人ゾンビの嫌いなゲーム
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/148.html
管理人ゾンビの嫌いなゲーム
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/106.html
管理人ゾンビの嫌いなゲーム
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/375.html
管理人ゾンビの好きなゲーム